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2021.04.05

放置しないで!知覚過敏

 

こんにちは。院長の熊谷です。
4月7日は「世界保健デー」、世界保健機関(WHO)が誕生した日です。
WHOは世界の人々の健康を守るため、毎年この日にテーマを決めて啓発活動を行っています。

 

お口の健康は全身の健康にも影響を与えますので、
歯は大切にしてくださいね!

さて、お口の健康維持に欠かせない定期検診ですが、
患者さまを診ていると、中には
「むし歯じゃないのに歯がしみる…」
という方がいらっしゃいます。

むし歯や神経の炎症がないのに歯が痛いときは、
知覚過敏かもしれません。

 

◆知覚過敏とは!?

冷たいものや甘いものを口にした時、そして歯を磨いている時などに
ピリッとした鋭い痛みが起こる症状を『知覚過敏』といいます。

 

知覚過敏をもっとも多く患っているのは
20歳〜50歳で、日本人の4人に1人が経験していると言われています。

知覚過敏は一過性の痛みで刺激がなくなればおさまるため、
放置している方も多いのではないでしょうか?

 

とはいえ!

知覚過敏は放置しておいても治るとは限らないので、注意したい症状です。

 

◆知覚過敏はなぜ起こる?

知覚過敏は
「象牙質(ぞうげしつ)の露出」によって起こります。
歯の中心には神経があり、やわらかい象牙質と硬いエナメル質に覆われています。

 

通常であれば、歯の一番外側をエナメル質が覆っていて痛みを感じることはありません。

 

ですが、象牙質が露出すると神経に刺激が伝わり、痛みを感じやすくなります。

 

象牙質が露出する原因は、
・打撲で歯が欠けた
・歯ぎしりや食いしばりで歯がすり減った
・酸の強い食べものや飲みもので歯が溶けた

 

などが考えられます。

 

硬い食べものばかり食べている人も、
歯に強い負担をかけることがあるので注意しましょう。

◆歯ぐき下がりも知覚過敏の原因に!

歯の根っこも知覚過敏が起こりやすい部分です。
歯ぐきが下がると歯の根が露出して、
象牙質がむき出しの状態に…。

 

 

歯ぐきが下がるのは、
・加齢
・歯周病
・過度なブラッシング

 

などが主な原因

◆知覚過敏は放置しないで!

知覚過敏を放置していると、どうなるのでしょうか?

まず、歯ブラシが触れると痛みを感じるため、歯みがきもおろそかになりがちです。
すると、プラークという細菌のかたまりが歯に付着しむし歯になってしまうことも。

 

また、歯周病が原因の場合は、放置しているといずれ歯が抜けてしまう原因にもなります。

 

そもそも歯がしみると、おいしい食事も楽しめませんので早めの受診をおすすめします。

◆歯みがきと治療で歯の健康を守ろう!

「知覚過敏かも!?」と思ったら、
歯みがきの仕方を見直してみるのも一つの方法です。

 

知覚過敏で歯がしみる時は、

①余分な力をかけない「ペングリップ」で歯ブラシを持つ
②毛先のやわらかい歯ブラシで力を入れず小刻みにみがく
③常温もしくはぬるま湯で口をゆすぐ
④歯みがき粉は知覚過敏に有効な「硝酸カリウム」入り

 

などのポイントに気をつけて歯を磨くのがおすすめ。

ご自身でできることもありますが、痛みが続くときは我慢せず、お早めにご相談ください!

 

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